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炎天下
今朝は、
渋谷の西武あたりでひさびさにころぶ
よろけてふんばりながら大げさにころぶ
車が思いもよらず近づいてきたので、
炎天下で地面にダイブ

都会でころぶのは思いのほか恥ずかしいものだ。
後から見ていたらさぞかしぶざまだろうと
自意識過剰気味にのろのろたちあがっていると、
大丈夫ですかと声をかけてくれるビジネスマンがいて、
都会もまだまだ捨てたもんじゃないねーと
大丈夫ですと立ち上がってそそくさと立ち去ったのだけれど、
なぜ「ありがとうございます」が言えなかったか
また自分に腹が立つ

自意識過剰というのが本当に困る代物で、
一度気になると、ずっと気になって、
1匹いたら100匹いるように思ってしまうんだけど、
絶対にそれは気のせいで、
たいがい顔にはなくそなんてついてやしないのだ。



夕方にベランダに出たら、
とても涼しい風が吹いていて、
特に夜になる途中過程の空は
よく見ると彩度を落とした虹色のグラデーションになっていて、
そういった美しいものを見ていると、必ずカウンターで何かを思い出す。
夏の夕暮れは、小学生くらいの記憶を匂わせる。
毎日汗だくのランドセル、麦茶、扇風機、夕飯のにおい、
夏休み、夏休み、夏休み、
夏休み、夏休み、夏休み、
夏休み、夏休み、夏休み。
昔は夕暮れ時の空にはこうもりが飛んでいたものだ。
なんだか本当に30年も生きてきたのかと思ってしまいますが

あの頃から何が変わったんだろうか、
いや変わったことだらけだ。
でも変わっていない気もするし、
すべてなくなってしまった気もする。
それは悪いことなのか、良いことなのか、
残念ながらきっと神様が決めてくれるわけではないのだ。

全部神様が決めてくれたらどんなに楽だろうと
毎日思っている。
でも 闘って 決断して
全て自分で選んでゆかねばならない
ことが
たまに億劫に思えて遠くに投げてしまいたくなる けど
ぐっとがまん
大人 です  から

夏バテ気味
早く壁に登りたい
by nahog | 2009-08-18 02:12


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