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みちすがら
楽しい時間というものは、
アホみたいに高速で過ぎ去ってゆく。

連休中はだいたい仕事ではあったけれども…

ソファーでうたたねしていたら、
すべて夢だったかのように思えて目が覚めた。
それらはすべてまことであったけれども、
とうにさわれないほど遠ざかってしまっていて、
繰り返すこともやり直すこともできないのだ。
くねくね歩いたとしても、
その跡が結局は道になってしまうことを
ずいぶん前に気づいたはずなんだけどー

だらっと溶けたソフトクリームのようになって、
かりそめフォルダに全部ぶちこんで蓋をする。
良い具合に熟成されて出てくればもうけもん
でもそんなこと滅多にありゃしないって

夜中にそっと覗いてみると
やっぱりいつも醜くどろっとしていて、
時間もお金も能力も、
自分には明らかに足りない気がして途方にくれてしまう

でも寝て起きたらだいたいきっちり蓋は元通り。
目の前のニンジンがキラキラ輝いて私を待っているので
まあ大丈夫かなと思えてしまうのが怖いところだったりして
ぐるぐるぐる
# by nahog | 2009-09-25 03:46 | 思うこと
ごろごろん
爪を切る。
爪切りでぷつん ぱちんと
いつものように灰皿に切った爪の破片を落とすと、
その中に見慣れない、灰色の塊が転がっており
目を凝らしてみると、
それはなんと人間の指先だった。
第一関節から先がごろりと。
昼の光よりも淡い色の日の光が窓から
指先はなんだかみずみずしく見えて
灰色が生きているように新鮮だった。
でもさらにその先には、
白いポリ袋に入った
指10本分の母の指先が
間接から全部細切れになって
ごろごろごろごろごろごろごろご


目が覚めました。

号泣しました。

いつのまにか二度寝して遅刻
ていうのは先週のことでした。

ひさしぶりに泣きましたなあ。



楽しいことが多く起こると、
カウンターでいやな夢を見たり、
不安になったりすることが多くあります。

きっと自分が思うよりももっとずっと
小さな小さな人間なんだろうなぁと思う。




今週末も楽しいことが目白押し。
でも大人だから、よく遊ぶ前にはよく働かなければならない。
明日も精一杯大人をやりきらなければならない。
そんなときにかぎって時間というものはゆっくりと過ぎてって、
そんな平日の午後は眠くて仕方なかったりする。
# by nahog | 2009-09-11 02:17 | できごと・もの
Rocks
Rocks_f0034574_348554.jpg
繰り返し見る夢があります。
シュチュエーションはさまざまなんだけど、
必ず高い所で恐怖に震えている という夢。
例えば下に雲が見えるほどの高さの小学校の太鼓橋(うんていのような遊具)の上にいる とか
お寺の床が突然斜めに傾いてその下に雲が見えて落ちそうになっている とか
鉄筋の足場の上で下に雲が見えている とか…


私は結構筋金入りの高所恐怖症です。


でも昨日、遅い夏休みをとって20mくらいの岩山に登ってきたんです。
もちろん人生初です。

私の通うボルダリングジムでは、
月に1回くらいのペースで生岩会という催しが開催されます。
読んで字のごとく、生の岩に登ろうよ という会になりますが
もちろん有志の参加で強制ではなく

なのに何故参加したのかというと
METAMORPHOSEに行く予定で、
翌日修善寺(METAMORPHOSE開催地)の隣の駅が生岩会の会場だったから

土曜は朝の8時に起きて9時過ぎにMETAMORPHOSE同行人のみなさんと合流、
やっぱり早く出すぎたのでいろいろ寄り道しながら、
会場に入る前にビールを1缶
会場に入ってゆらゆら帝国をBGMにテントを立ててビールを1缶
NUJABES→TANGERINE DREAM→PREFUSE 73→Richie Hawtin→温泉
でも一番格好よかったのはたぶん寝ながら聴いたLOTUSだったと思います。
残念無念

かといってもほとんど寝れないまま、翌日はrei harakamiを聴きながら8時すぎに起き
隣の大仁駅から歩いて30分くらい
現地に着くと、上の方から声がする
Rocks_f0034574_2475482.jpg
蝉かっ
って思わずつっこみたくなりました。

でも登らないことには、帰れませんので。
へんなところで譲れないプライドがあります。

よくわからないけど5.8というレベルのものを2つ、
あとは懸垂下降の講習のために上まで登るのが1回、
計3回20メートルくらいのところまで何度もテンションかけながら登りました。

岩の上では恐怖のあまり頭が回らず、
下に降りても手の震えがしばらく止まらないし…

でも超楽しかったです。
私はドM人間なのかも知れません。
また機会があれば必ず行こうと思います。
Rocks_f0034574_20698.jpg


明日はとりあえず夏休み最終日なので、
思う存分壁に登って来ようと思います。

photooooo
# by nahog | 2009-09-08 03:14 | できごと・もの
フォーール
あっというまに夏がいなくなった。
今年の東京の猛暑日は0だったらしいです。
でもそのかわり秋は暑くなるらしいです。

月が変わってから、
会社で一番の古株になってしまいました。
上流で悪い水を流すと、
下流にも悪い水が流れてしまうので、
常に全体のことを考えていなければならない。
もうすでに、なんかつらい。

今週はMETAMORPHOSEに行くので週末に壁に登れないので、
今日は会社を無理やり早めに切り上げてジムにダッシュすると、
残り約1時間でしたがなんとか間に合いまして、
緑の6を
落としました!
嬉しい〜

私は筋肉の持久力がないので、
ジムに入ってすぐしか筋力が発揮できないので、
してやったり。

ボルダリングというスポーツは、
壁との闘い というよりは、
壁と重力と筋力と頭脳のせめぎ合いで、
それがまた面白いんだなあ。
しかもトロい私にとっては、
素早さを求められないというところも結構大きな利点だったりして、
本当に中毒化していてやばいと思います。
でも白い粉と違って、からだにもいいよ。
あと3キロくらい軽くなればもっと登れるだろうに、
もうダイエットに向かない季節に突入しつつありますね。
半袖が寒い。
# by nahog | 2009-09-03 03:22 | できごと・もの
モアザンフィーリング
今日、会社の バラモスの送別会がありました。
ゾーマと、バラモスと、下々のものたちで結局3軒をはしご
2軒目の行きつけのロックバーで、
つい送別会ということを忘れて楽しみました。
ボストン、ニールヤング、レインボー、スミス、
ジミヘン、オアシス、レディオヘッド、
トッドラングレンに、締めはヨーロッパ

そこにはJBLのなんちゃらという名器がありまして、
爆音がとても気持ちよいのです。

神泉界隈だったので、
帰りはヘッドフォン爆音で、
ニューオーダーを聞いて小踊りしながら歩いて帰る。

遠い昔、または遠くない昔…
台風一過を台風一家と思っていました。
途端にサザエさん一家が頭に浮かんでたもんだけど、
雨の通った足跡が、
誰もいない東京の淡島通りにどんより渦巻くさまはとてもとにかく
気持ち良かったです。

今はきっと、夏と秋のど真ん中だなとおもい

先週はジムで緑の7をクリアしたり、
親睦会のじゃんけんで8千円ゲットしたり、
とても充実しておりました。

日曜日は目白のカラファテに行ってハーネスを買いました。
ジムの山ピーさんに遇ったので、勝手に一緒にお買い物。
シューズは迷った挙げ句買わなくて正解だったと思いたい。

そのあとは久しぶりの友達と会って、
仕事をしていると、会って久しぶりじゃない友達なんていないなあと思う。

歳を追うごとに 人はだんだんまるくなるんだけど、
贅肉がついてまるくなったのか、
はたまた小川の小石のように角が落ちてまるくなったのか、
私はどっちだろう、あの人はどっちだろう?

贅肉がついてまるくなったとしても、
評価はその贅肉の質によるね。

なんて話は特にせずにやっぱり恋愛と結婚の話でもりあがり、
再会を誓って別れたのだけど、
次もきっと久しぶりと思って会うに違いないのだ。

しかしバラモスがいなくなったということは、
次のバラモスは私ということで…
うまくいかない日々が続きそうな予感が…
# by nahog | 2009-09-01 03:19 | 思うこと